「激忙」の3月でした。
もちろんこれまでも「手を抜いたこと」もありませんし「手を抜く余裕」もありませんでしたが、マーケターとしての持てる力をすべて出しきったといえる月ははじめてのような気がします。
これまでお悩み事を抱えたクライアントに持てる知識とアイデアを提案することを生業にしてきましたが、これは「振り付け師」のようなイメージです。
振り付けに悩むダンサーのみなさんに
「こんな曲で・こんな風な振りで踊ってみましょう!きっと観客のみなさんは喜びますよ」
「ここの振りはもっとクイックで!ターンはピタッと、止まって下さい!」
そんな感じです。
振り付けを指導することで「ギャラ」を頂いていました。
そんな僕も明日から「ダンサー」になります。
練習がうまくいけば、初舞台は5月中旬ですが、もう少し時間がかかるかもしれません。
そして、ギャラが頂けるようになるプロのダンサーになるのはもっと先だと思います(笑)
ダンサーを目指したきっかけは「iPhone」です。
それまでケータイ、パソコンにはあまり関心がなかった僕の生活が一変しました。
出張に重いパソコンを持ち歩く必要がなくなり、極端にいえばiPhoneと現金さえあれば
どこにいても本も音楽も写真もムービーも仕事の書類もなんとかなるようになりました。
iPhoneはマーケティングからうまれたものではありません。
逆にいえば、マーケティングではiPhoneはうみだせません。
僕がiPhoneから感じた衝撃や感動とマーケティングとがあまりに遠かったがゆえに
ひとに踊りを教えるのではなく、自分の踊りでひとを驚かせたり・役に立ったり・幸せにしたいと思うようになりました。
そして、洋裁と布に出会ったことで、自分で踊ることに決めました。
「激忙の4月」を目前に、まずはストレッチがわりに事務所のプレートを貼ってみました。